太陽熱養生処理!

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晴れ
最高32.0℃
最低23.5℃

先週末より、旧暦では、秋!
二十四節気の立秋に入りました。

ちょうど夕立も生じ始めたり、朝晩、地域全体が霧で覆われるようになり、
秋が近づいているのを実感します。

それでも日中は、しばらく厳しい暑さが続きます

この盛夏の太陽エネルギーを、今年も栽培技術の面で利用中!

主にこの秋から収穫していくニンジンなどで利用しています。

種まきを行う畝に、透明マルチをかけ、
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そのまましばらく、置いておきます。
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盛夏の日中、この透明マルチの中は、60℃くらいの温度になることもあります。
前職で校庭芝生の調査で、サーモグラフィの温度を見たことがありますが、
盛夏の日中、土の表面温度は55℃以上にもなっていました(ちなみに芝生上は30度ちょっと)。
透明マルチの中は、厳しい自然のサウナ室。

10日も経つと、畝(透明マルチの張ってある場所)と通路(透明マルチの張っていない場所)の状況は歴然の差!
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今年も、この透明マルチを剥がした後に、ニンジンなどの種まきを行っています!
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しばらくは、雑草が生えて来ないので、ニンジンが自由に育っていきます
※通路は、意図的に雑草を生やしています(草生栽培)。

農薬・除草剤を利用せずに雑草を抑制していく作物を育てていく、一つの方法。
とてもシンプルですが、自然の仕組みを利用し、今の科学技術で生まれた方法、
何だかこういうのは好きです

昨年に農業技術を普及されている先生からいただいたヒントですが、こういう方法と
昔から伝わってきた知恵を合わせて、新たな工夫もしていきたいなと思っています。
今年できなかったので、また来年!

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