2016年度、土壌分析の結果!

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※東広島観測所

2016年度の土壌分析の結果が出ました!

自然の仕組みを最大限活かしながら作物の安定生産を目指し、2017年度も
昨年の土壌分析値を参考に客観的に土の状態をみて計画を立てていきます。
昨年の雑草・作物の生育の様子も参考に。

今回はなんとなんと、就農前からずっと土壌分析をしていただいている
自然農法センターの職員さんが長野県から直接、結果を持って来てくださいました。
土壌分析値2016(1528)

そして、実際に畑の土、そこで生育する雑草・作物の生育を見ながら、
土壌分析値を読みとき、今の栽培管理で土壌の理化学性がどうなっているか、
一緒に見ていただきました。

とても心強いです

ここ数年、窒素ベースで、慣行栽培の1/4~2/3の施肥量ですが、
田畑の全体で富栄養化が進んできています。
地力自体はそんなに上がっている気はしませんが・・・。

ちょうど職員さんの研究についても教えていただき、参考になる内容が!
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緑肥間作のトマト栽培で、土に還した緑肥の窒素量は20kg強~40kg弱。

他の研究者ですが、間作・混作による有機栽培の研究で還元された雑草の窒素は40kg弱という文献も。

当農園の作付では、その前に草生栽培で生じた雑草などを土に還元しています。
この(緑肥としての)雑草由来の窒素量が多いので富栄養化してきている可能性も
高そうです!

もしコレが事実なら・・・、
極少量の肥料(無肥料に近い)で作物の安定生産が行える栽培管理のカタチが見えてきた!!

あとは、ちょっとしたある一つの取組みを始めることができれば、
当農園の圃場内および地域内で栽培に必要な有機物が確保できる
地域の方々の協力が必要なので今年から少しずつ動いていきます。

なんにしても、今年は、職員さんのおかげで少し自信をもって栽培管理に望めそうです
いつも有り難うございます!!

 

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