研修生レポート「JA営農研修2017.5」!

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※東広島観測所

今年も、農業研修生には、JAグループ広島さんが主催している「営農基礎研修」に参加させていただいています!
農家研修の弱いところでもある、農業に必要な知識や実践の一部分を体系的に学ぶ事がで
きるからです。
合わせて、有機農業(自然農含む)は、慣行農業よりもハードルが高いものだと僕が認識しているので、一般的な農業を知った上で、栽培・管理・販路等を工夫していくも
大切だと考えています。

今月は、2回目の研修で、トマトと白ネギの栽培研修がありました。
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毎回、研修生にはレポートを書いていただいています。

先日のレポートは、ブログへの掲載も意識して書いていただいたので、それを
アップいたします

トマト実践研修(研修生GOさん)

新規就農者育成支援の作物別研修トマトを受講して、就農する時には主力をトマトと考えているのでとても興味深く受講できた。
 基本のトマトの概要から歴史、品種の説明、その生体の特徴について学ぶことができた。
中でも「根の深度」については、根が浅いとストレスがかかり、甘い実を付けることが出来るが収量減となること、根が深いとストレスが減り、樹勢が強く、高温時に萎れにくくなり収穫期間が長いが、甘味が少ないなど、微妙なバランスで生育させることに留意しなければならないことを知り、大変勉強になった。
 また、土壌酸度、堆肥と腐植の関係についても有機や自然農でやっていくためには、慣行農業をやっていく以上に深く理解しないと上手くいかないことを理解した。
座学の後は、実際に圃場に出ての実習で、苗に農薬処理をし、ハウスの畝に定植して支柱を立てる一連の作業を体験でき、慣行農業のコスト面と作業効率、圃場の状態を体感でき、日本の農業の基本を学ぶことで、今後自分が目指す農業スタイルの資となった。
講師の方をはじめ、JAの職員の方々にはいつも貴重な学びの場を提供してくださり、感謝しております。
ありがとうございました。

白ネギ実践研修(研修生キヨさん)

トマト同様生態、品種別の特徴、広島県の主流品種などとても参考になりました。
作業に関してやはりひっぱり君の魅力をかんじました。
まず一人でやるという事を考えるとある程度の機械化は必要なのだと感じました。
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僕(森)も気になる所は参加させていただくこともありますが、
研修の時にしか経験できない様な内容であったり、農家研修では経験できないものばかりで、本当に良い機会になっています。
有機農業について意識して講話いただくこともある様で、JAの皆様、いつも有り難うございます

 

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