ピーマン類の着色果『黒あざ症』!

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曇り
最高25.1℃
最低17.7℃
※東広島観測所


ここ最近、家庭菜園をされている方、農家さん等から同じようなお問い合わせが増えています。

「ピーマン・ししとうがらしが黒色になるんじゃけど」

当農園でも毎年、9月中旬頃から発生が見られます!

今日、収穫・出荷した「ししとうがらし」にも見られました。
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※余談ですが、インセクタリープランツはまだまだ元気です!

収穫前の「ししとうがらし」
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一部分が黒色化していますが、着色している部分は、光が当たる部分になります。

強光、低温(乾燥)下(当農園では、最低気温が17℃以下くらいから)におけるストレスで発生する生理障害の一種です。
着色果、アントシアン果、黒あざ症、黒あざ果等と呼ばれています。

低温(乾燥)下で、植物体内の養水分の流動が低下している中、強い太陽光から身体を
守るために、光が当たる部分にアントシアニンを発色させています。
アントシアニンを発色させることで、強光による葉緑体の活性低下を抑え、
光合成の低下を抑えることに繋がっています。

ピーマンでは、開花後、15~35日にかけて発生しやすいく、20日前後で最も発生しやすい、という文献もあります。
若果や、老果では、発生しにくい。

食べる事には、問題無しです!!
機能性作用(抗酸化作用など)のある「アントシアニン」も一緒に摂取できます

ピーマン・ししとう類の着色果を防ぐには、上記のストレス要因を軽減する策をとること。
あとは、着色果の発生しにくい、品種を用いる事になると思います!!
※F1品種など、最近の品種は発生しにくいように改良されています。

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