冬野菜の『葉色』変化中!

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曇り
最高6.5℃
最低-4.5℃
※東広島観測所

年末くらいから、ようやく本格的な冬の寒さになる日が増えてきました。

気温の低下とともに、田畑の様子も一変。
雑草は枯れていくものがほとんど。
野菜は、葉っぱの色を変えて、その環境ストレスに耐えようと頑張っています。

冬野菜の葉色も、木々の秋の紅葉と同じ様に、その時々の天候など外部環境によって
変化が様々です。

今年の葉色変化は、3年前と似ていますが、またそれとも異なり、同じでないので面白いです。

水菜
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緑色が淡くなり、部分的に黄緑色や赤紫色の葉が増えてきています。

同じ緑でも。

小松菜は、葉脈もくっきり!
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キャベツは、化粧した感じ?
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低温による、アントシアニンの増加だけでなく、養水分の吸収不足によって、
複数の養分が欠乏している様に思われます。

赤水菜は、・・・!
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もはや、芸術
にんじんの葉は面白いです!
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緑色、赤色だけでなく、
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黄色や、紫色も!
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葉色変化は、緑色が薄くなってくるところから始ります。
クロロフィル(緑色)やカロテノイド(黄色。ビタミン)が変化してアミノ酸になります。

赤色になるのは、このアミノ酸と糖が変化してアントシアニンが増えている状態です。
人と一緒で低温によって体内の代謝活性が落ちますが、光合成のステップは進んで
いきます。
葉中に増える活性酸素対策で、アントシアニンが増えていきます。

黄色になるのは、上記の部分で、クロロフィルが早く変化し、カロテノイドの
含量が多い状態です。
おそらく、糖含量も少ないのかなと思われます。

木々の紅葉と一緒で、ちょっとした事で、色が変わるので、毎年、同じではありません。
オモシロイです!!

推測ではありますが、木々と異なるのは、野菜の場合は、天候とともに、その健全性・体内の養水分含量の程度で、鮮やかになるかどうか決まる気がします 今冬の野菜は、全般的に耐寒性が強い(徐々に気温が低下し、馴化されている感じ)傾向
にあるので、鮮やかな葉色になる環境は整っていると考えています。

この様な葉色でも、出荷して喜んでいただけるのは、本当お客様の理解に尽きると
思っています
昨年の歴史的な厳冬期には、当農園に、県内外からたくさんの慣行農家さん(一般的な栽培の農家さん)も見学・視察にいらっしゃいました。

その際に、必ず話題に上がったのが葉色について。
当農園の葉色は自然なんだけど、こういう色になると、出す(市場出荷)のが難しくなる、とのことでした。

僕も、その農家さん達も、いろいろ食べ比べした事はあります。
栄養価はどうか気になるところではありますが、自然の色の方が、すっと身体に入って
美味しい、食べたい、ということで、みんな思っていることは、同じでした!
官能試験?

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