『有機農業の営農モデル』作りに!

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※東広島観測所

先週も、農業関連で貴重な経験をさせていただきました。

農研機構の先生の、新規就農者にむけての「中山間地域における有機農業の経営モデル」作りに携わる機会をいただきました。
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中山間地域において有機農業で就農を希望する新規就農者が増えていますが、
所得の確保が予定通りに進まないケースが少なくないようです。

野菜栽培での就農が最も多く、営農スタイルでは大きく3つに分類される
こともあります。
①多品目小規模経営
②少品目専業法人経営
③上記の中間型経営(小規模経営農家が集団で販売組織を立ち上げるなど)

②の場合は、慣行農業の経営指標が参考になります。
広島県でも慣行農業でいろいろな品目の農業経営指標がありとても参考になります

有機農業の経営指標では、段階的に経営スタイルを変化させることも現実的に必要であったりするケースも少なくないので、 地域、品目だけでなく、
『技術習熟度』という切り口に分けて細かく分類されているものもあります。

特に①の場合、『技術習熟度』の切り口はとても大切なものだと考えていて、
その参考になる事例はできるだけ多く存在した方が、良いと思われます。

今回、就農後5年後、10年後、15年後の経営モデルを考える機会をいただきました。

これからの時代、国がとても力を入れているということもあり、
スマート農業も考えました。

意外と、有機農業の規模拡大時におけるスマート農業も面白いのではと、気づきました。

有機農業の多品目小規模経営×スマート農業
有機農業の小規模経営組織×スマート農業

直接お金にならない農作業の部分(草対策、獣害対策)を、ロボットに任せる!
土壌・作物の客観的診断から天候に左右されにくい、高品質、安定生産に繋げる!
生産・販売・管理を一括で複数人で管理できるアプリで効率化に繋げる!

いずれにせよ、可能性は無限に有ります
新規就農者の参考になる情報・技術にも結びつくと嬉しいです。

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