有機野菜、有機米です!

晴れ
最高27.2℃
最低18.0℃

今日はとても暑く、夏みたいな一日でした!
明日からの気温がどうなるか分かりませんが、ちょうど良い機会ととらえ、サマータイム(農家シフト)を導入しようと思います。

今日、農園を訪問して下さった方と、お問い合わせより同じ質問がありました。
Q.「宅配の無農薬野菜は有機野菜なのですか?」

A.「当農園、はなあふの無農薬野菜は有機野菜です!しかし、有機野菜という表示をして販売はできませんが・・・」

当農園は有機農業をしているのに、「有機野菜」ではなく「無農薬野菜」という言葉を多用しているので、疑問に思われたようです。
ちょうど、この表現については、まだ仮の状況なので、正直ドキッとしました。

以下は、僕の認識している内容です。
右の資材が使用されている可能性のあるもの。

慣行栽培:化学農薬、天然農薬、化学肥料、有機質肥料
無農薬栽培:化学肥料、有機質肥料
減農薬栽培:化学農薬の一部、天然農薬、化学肥料、有機質肥料
無化学肥料栽培:化学農薬、天然農薬、有機質肥料
減化学肥料栽培:化学農薬、天然農薬、化学肥料の一部、有機質肥料
有機栽培(有機JAS):化学農薬の一部、天然農薬、化学肥料の一部、有機質肥料)
無農薬・無化学肥料栽培:有機質肥料

有機栽培によるものは当然ですが、無農薬・無化学肥料栽培によるものも、有機野菜となります。

無農薬・無化学肥料栽培は、本来は有機栽培と表現されていましたが、有機JAS法ができて、無農薬・無化学肥料栽培という言葉が増えてきたと思われます。
”有機JASよりも厳格な基準で栽培されている”という意味合いを含めて。
有機JAS法により、有機認証を得ていないと、野菜自体に有機野菜という表示をして販売できません。ただし、野菜への表示以外は、有機野菜という言葉を使うこともできます。

したがって、当農園では、無農薬・無化学肥料栽培で得られた野菜のため、宅配のものは有機野菜となります。野菜にその表示をして販売はできませんが、ホームページ等で表現することはできます。現時点で無農薬野菜と表現していますのは、まだ表示の検討中で、仮のものです。

はなあふの無農薬米も同様です。
無農薬米≒有機米です!

また、当農園では、今後もしばらくは有機JASの認定を取得する予定はありません。
それは、認定の取得費用が高いこと、有機JASよりも厳格な基準で栽培していること、お客様への直接販売が多くを占めること、有機JASの内容が曖昧、等からです。

その代わり、広島県有機農業研究会さんで、広島県独自の”安心広島ブランド”と、”栽培期間中農薬不使用””栽培期間中化学肥料不使用”の3つの内容を表示できる、特別栽培の認証を受けることを検討しているところです!

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