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農業利用への可能性、酒粕編!
農園のある志和町のお隣は、酒都西条!
使用した白米の副産物として、その2~3割(大吟醸は7割)が酒粕となります。
酒粕の農業利用への可能性を知るために、廃棄物資源循環学会のセミナーへ
参加してきました。
結果として、入手しやすければ、とても面白い地域資源である気がしました!
効果でいくと、エース級の期待がもてそうです。
需要も高いので、入手可能かどうかと、その際のコストについて、今後
調べてみないといけません。
酒粕は、生きた酵母、各種アミノ酸、ビタミン、有機酸、食物繊維を
含んでいます。
その成分や効能から、江戸時代中期以降、漬物、焼酎原料、甘酒、酒粕、
飼料、肥料などとして利用されてきています。
「作物が丈夫で大きくなる」ことから、肥料でも利用されてきています。
最近の研究では、ポリアミンも有効に作用していることも分かっているとのこと。
ポリアミンは、核酸や膜構造の安定化、タンパク質合成の促進化など、
植物や微生物の細胞の分裂・生長・分化などに関わる大切な物質。
土の中の養分を効率良く吸収して植物に供給する土壌微生物、菌根菌の養分
輸送にも一役かっている物質の一つとしても考えられています
(僕が学生時代にさせていただいた研究の一つ!)。
根粒菌の根粒にも多く含まれることが分かっています。
これらの成分を含む酒粕、直接植物の生育に働きかけるだけでなく、
土の微生物層を豊かにし、土の有機物分解も期待できます。
ボカシ肥の素材としても魅力的です。
今日のセミナーでは分かりませんでしたが、入手しやすければ、ぜひ
利用してみたい地域資源・副産物の一つです。
その他、酒粕以外にも、入手しやすい副産物として、「酒粕の粕」
「サトウキビの粕の粕」は、廃棄物として高いお金を払って処分されている
という面白い情報をいただきました。
酒粕、酒粕の粕、サトウキビの粕の粕、はなあふでの利用の可能性を
探っていきたいと思います!
環境保全に役立ち、入手が容易で、安心して利用でき、野菜・米・果樹
の生育にプラスになる副産物、魅力的です。