2013年、就農3年目の売上げ!

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ようやく確定申告用の書類が完成。

今年も、有機農業等での新規就農を目指す方向けに、2013年、就農3年目(途中)の大まかな売上げを公開いたします!
公開は今回でラストです。
「こんなやり方をしていると、これくらいになるんだ」という一つの参考になりましたら幸いです

就農3年目(売上:700万円、経費:290万円、利益:410万円、労働時間:1970時間)
就農2年目(売上:500万円、経費:210万円、利益:290万円、労働時間:2110時間)
就農1年目(売上:270万円、経費:150万円、利益:120万円、労働時間:1756時間)

確定申告ベースでの区切りの数字のため、正確には、「就農○年目途中」の数字ということになります。
また、農園全体の数字や、確定申告上の数字とは大きく異なります。
「農業生産・販売・管理」という、農業生産の基本的な部分のみを洗い出した数字です。
農園全体では、他に「農業体験」「農業サポート」「農区長」「JA協力員」「NOSAI協力員」「水利組合役員」「広有研の地域役員」「農業視察受け入れ」など様々な活動も行っていますが、この部分は省いています。
これらを含めれば含めるほど、売上げは上がるが、経営上はマイナスに進んでいきます・・・

僕も行く先々の全ての公共機関・農業系の機関で、就農前からずっと有機農業では非常に難しいと言われ続けてきました。

脱サラでゼロからの新規就農で、新たに有機農業を始める場合でも、補助金無しで一般的な生活が可能かどうか、就農3年での数字目標を設定しました。
結果次第では、農業から撤退する覚悟も決めて、数字を達成するためにひたすら真剣に取り組みました。

結果、

「年収400万以上、週休2日、1日8時間労働」

十分に可能でした!!!

就農前の所持金は、数百万円もありませんでした
公的支援・補助金もゼロからのスタートで、就農以来、これに頼らず有機農業を行ってきました(環境直接支払い、水田活用などの補助金はいただいています)。

就農前の所持金、農業800万円+生活費数百万円、合わせて1000万円以上の初期費用が
無くても、
初期投資1/2~2/3の補助金が無くても、
青年就農給付金の年間150万円の補助金が無くても、
生業としての有機農業、可能です。

本当にやり方次第だと思います。

既存の考え方・やり方にあてはめるだけでなく、ゼロ思考も大事だと思います。
「労働生産性」と「労働収益性」をバランス良く、共に高める事が大事だと思います。

あとは自分なりの特徴を活かした経営計画を立て、実行し、結果をみて改善を試み続ければ

広島県などで参考とされている「経営指標」に合わせる農業だけでなく、
その経営指標を参考に、「自分なりの経営指標」をいち早く作成していく農業も大事だと実感しました!

就農3年目までの数字の詳細は、農業研修等でお伝えいたします。
本気で独立就農を目指す方には、一緒に農作業をしながらでよろしければお伝えすることも可能です。
有機農業、十分に生業として成りたつものだと思います

就農4年目以降の数字は、HP等では公開せず、農業研修生のみお伝えすることは可能です。
「はなあふ」では、次なる目標を設定し、歩んでいきます

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