テーマ「草の農業利用」!

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晴れ
最高31.3℃
最低20.9℃
※東広島観測所

先週末は、この夏最大のイベント「第9回中国地域有機農業情報交換会in東広島
が開催されました。
初日は、自然農法・伝承農法・コンパニオンプランツ等で著名な木嶋利男先生の
シンポジウム、食や農業に関する分科会、そして交流会と、夜遅くまでいろいろな方々と休むまもなく交流させていただきました

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二日目は、当農園と広島県立総合技術研究所農業技術センターで現地見学会。
当農園としては、これまでで最大の約80名の方(過去約50名が最大)にお越しいただき、交流を楽しませていただきました。
ちょっと二日酔いのまま・・・

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意外だったのが、学生さんが多かったこと!
広大生、IWAD環境福祉専門学校の学生さん。
授業を抜け出しては、情報交換会に参加してたりとか(笑)。

学生さんと同じ方向性の活動ができることは、非常にワクワクします。
広大では農業部が立ち上がり、また、IWADの学生さん達も授業問わず実践のために、作業のお手伝い・見学・交流、の話もいただき、農業を通じて学生さんと交流していくきっかけにもなりました。

2日間を通して、木嶋先生とも時間の許す限り、様々なお話をさせていただきました。
自然農法・コンパニオンプランツ・伝承農法はもちろんのこと、トマトの病気対策としての連作のススメのこと、そして僕の中で非常に関心の高い「異常気象対策としての農業技術」や「堆肥・マルチ以外の草を利用した農業」について。

異常気象対策としては何百年という農業の歴史の中で確立されていった「伝承農法」が参考になり、実際にそれを見て学び、それを今の時代の農業、合わせて自分の農業でどう利用実践していくのかということ。

「草を利用した農業」については、生えている草で土壌環境を知る「草での土壌診断」や
「コンパニオンプランツとしての草」、「緑肥としての草」など、これまでの堆肥やマルチとしての草利用だけでなく、持続可能な最も身近な資源を利用した持続可能な農業技術として、逆に、僕の課題としていただきました。
木嶋先生からは、ある作物について病害虫を抑制するコンパニオンプランツとしての草のお話も!
これらの文献はほとんどなく(昨年2件ご紹介いただいたもののみで)、今日から、趣味の範囲でコツコツと「草の農業利用」を夢見て、草のことを調べ、まとめていきたいと思います!
サラリーマンだったら、働きながらドクターの研究テーマとして勉強していきたい所です

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