野菜に耐寒性付与!?

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晴れ/曇り
最高11.6℃
最低-4.3℃
※東広島観測所

3月~4月は、露地野菜の端境期となり、毎年の様に、『旬の野菜セットの定期宅配』は、休止せざるを得ない状況になってしまいます。

定期宅配の休止は、安定的に、3月中旬~4月中旬頃にできないか、試行錯誤を続けています。

これまでの取組みで、端境期は短くなりつつあります。
①ビニール・生分解性マルチの使用による馴化(保温効果含む)
②不職布・防虫ネットで被覆することによる馴化(保温効果含む)
③耐寒性の強い品種の利用

そして、昨年度からは、以下の可能性を見極めています。
④土壌環境を整える事による耐寒性の付与

ある程度の結果が出るところまできています!

同じ時期に播種して、AとBを比較してみました。
元々、同じ土性で、同じ様な物理性・化学性・生物性の土壌。

A:土壌環境を整えた水菜の生育
IMG_1877

B:土壌環境を整えず、被覆資材を利用した水菜の生育
IMG_2006

Aは、狙い通りの生育!

しかし。
Bの生育が良い仮定で、Aがこれに順ずるくらいになってくれればと考えていました。
生育状況が逆転・・・!

暖冬の影響が大きいとは思いますが。

何故、こうなったのか!?
かれこれ一週間考えていますが、理由が分かりません。。。

ココが分かれば、露地栽培中心のものによる野菜セットの端境期を一ヶ月程度に抑える事ができそうな気がします

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