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にんじん母本選抜2019!
ちょっと遅くなりましたが、にんじんの母本選抜を行いました。
※遅くなると、ゆっくりした生育となる晩生タイプ(⇔早生タイプ)になっていきます。
自家採種する株(母本)を選抜し、選んだ株を再度、畑に植え付ける作業です。
市販の種のほとんどが肥料・農薬前提の慣行栽培向けに育成されているので、
自然農法・有機農業の栽培に向く品種を育成していく必要があり、
そのポイントが凝縮されていて、とても面白い作業です。
葉の展開、葉軸の太さ、肩のはり、根長、形、芯の形状、色などを観て・・・!
環境変化に強く、地力を活かした栽培に向き、ある程度形の揃った出荷に向くような品種を目指していきます。
当農園の場合、目指すものをメインに、気持ちバラつきをもたせて母本を選抜し、
ています。
少しでも個性がある方が、いろいろな環境で生き抜いていく強さに結びつくような
感じがします。
来春の種採りも楽しみです