第3回有機農業勉強会＠東広島！

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※東広島観測所

【みんなが理想の農業を1日でも早く安定して行えるようになること】を目指して、
東広島市における有機農家さんと一緒に始めた勉強会。

今回は、農家さんからも大人気の、新規就農4年目のS氏（当農園の元研修生）の農園にお邪魔しました。
農業の安定化に向けて、僕からみて理想的なカタチで歩んできた農家さんで、
農業を始めて4年で、農業を生業とするところにまで至っています。

このような事もあり、前回までは、栽培に関する質問や情報交換がメインでしたが、
S氏が何をどのように考えて取り組んでいるのかや、販売のことなど、
幅広い情報交換ができました。

僕からの情報提供は、令和の農業における安定生産のポイントと考えらえれる
「根張りを良くすること」や「豪雨や乾燥などの天候影響対策」などを。

有機農業の広がりでは、現在、第4の波（多様化する有機農業）が来ていると言われていますが、
第3の波（有機農業推進法の施行）くらいから、【人の健康】や【自然環境の保全】に結びつきが深くない
有機農業も増えてきていることを感じています。
その傾向や、対策のポイントと考えられることの情報を共有させていただきました。

世界の土壌は劣化が進行し（約7割が劣化）、
日本の農産物は栄養価の低下が進行し（数十年で1/3～1/2になる成分も有る）
続けています。

人類の農耕の歴史の中で、この1世紀で、特にこの半世紀で顕著な現象です。

有機農業においても同じことがいえるケースが少なくないと、僕はみています。

安定生産の次のステップとして、皆で有機農業の質を高めていきたいです