土壌の病原抑止力調査結果2020!

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曇り
最高15.4℃
最低7.4℃
※東広島観測所

土壌微生物相の健全性をみていくための調査の一環として、
【土壌の病原抑止力】について調査しました。

作物に病気を引き起こす土壌微生物として最も多いのが、
病原性のフザリウム菌、です。

この菌の増殖を抑える力がどれくらいあるかを調査する試験です。

結果は、PSV値:71.7、というとても高い数値となりました。
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参考程度に、
畜糞系堆肥ではPSV平均49.0、
26年間42作跡の長期間無施肥や無機配合肥料(化成肥料)施用土壌ではPSV約60、
26年間42作跡の長期間混合有機肥料施用土壌ではPSV約70、
などの結果報告があります。

無農薬でも作物が育つ、一つの根拠になる数字だと思います。
多様な土壌微生物が棲息し、それぞれの菌が拮抗しているから、
この様な結果になっていると思います

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