東広島青なす苗の生育状況~有機栽培、特別栽培~!

曇り/雨
最高22.1℃
最低16.6℃
  ※東広島観測所


広島の伝統野菜、東広島青なすの(東広島マイスター認定)生育状況です。
まだ小さめの苗ではありますが、本日に定植しました。
たくさん植えました(^^)/
例年よりもちょっと生育がゆっくりなので、収穫は7月中旬以降となりそうな
状況です。

東広島青なすの畑

なお、今回は、苗づくりをあおびー倶楽部部長の農園にお願いしました。
部長の農園では、農薬不使用・化学肥料使用の一般栽培(特別栽培)です。
同じ時期に同じタネを同じように蒔いて、生育差がはっきりと表れました。
異なるのは、【培養土】のみです。

セルトレイ苗での生育状況(左が有機栽培、右が一般栽培)
ポット栽培での生育状況(左が有機栽培、右が一般栽培)
本日の一般栽培の青なすの生育状況

有機栽培と一般栽培では、養分の吸収・獲得メカニズムが異なるために、
気温・地温が低い春頃は 露地(畑)では、有機栽培(肥料低投入の自然農法など)と一般栽培(特別栽培)では、作物の生育差が表れます。
施設栽培の育苗でも、こんなにはっきりと生育差が表れると思ってもいませんでした。
とても面白い現象でしたし、この現象から様々なことが推察できて勉強になりました。
 ※有機JAS対応の培養土でも窒素肥料の多い培養土では生育差は無さそうでした。

有機栽培(肥料低投入の自然農法など)では生育がゆっくりで端境期が長くなったり、収量の上限が一般栽培よりも低いのはこのような理由もあります。
端境期のご理解もいただければと思います(^-^)

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