大根も巨大化傾向!

晴れ
最高30.3℃
最低17.7℃
※東広島観測所


先週から、毎日のように「ジャンボ大根」が話題にあがります。


地域の方々からは、
「どーしたん、この大根!何で大きいん?品種?万田酵素?」
「ついに有機卒業か?888(化学肥料)つこーたじゃろー!」
「森くんとこの野菜じゃないみたいじゃねー」。

自然食品店さんなどからは、
「今回の大きい大根は品種ですか?育て方ですか?」
「とても美味しかったとリピーターのお客様きています」
「ふろしき大根、大根おろしにしたら最高」
「ボリュームあるのでお得感があって有り難いですよ」、
などなど。


大根は、いつもの品種です!
大根が巨大化しているのは、人参と同様に気候変動による温暖化の
影響が大きいと思います!
当農園の土壌の地力、土壌のパワーで野菜が大きくなっていると考えています!


お隣の福富町などで無肥料・緑肥栽培などで肥沃な土壌(一般的な化学分析では栄養が少なく痩せた土壌と診断される部類ですが)でも、根菜類の巨大化現象がおきています。

地域の方から指摘された「万田酵素」は、もしかしたら答えとして近いかもしれません。
土壌へ与える肥料の量は年々減少傾向ですが、
土壌から野菜に供給される栄養が増えているものと考えています。

今年も平均気温は、観測史上過去最高を更新し続けていますが、
気温の上昇と連動して土壌生物の活動が活発となり、土壌有機物の分解がより早く起こり、物質循環がより多量に行われるようになり、野菜が吸収できる栄養が増えたり、微生物から供給される栄養が増えているから?と推測しています。
実際に、雑草などの有機物の生産量とその土壌への還元量は、温暖化の進行とともに、増加傾向です。
熱帯土壌に近づいているのでしょうか???

もし本当にこのような現象が起きているのであれば、地力・土壌のパワーを維持・増進させるために、栽培方法・管理も今後、見直していかなければいけないなと思っていますー

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