R6年度最後の講演も【農業の気候変動への対応策】!

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  ※東広島観測所


先週は、今年度最後の講演を島根県でさせていただきました。

テーマは【気候変動に対応した栽培方法について】。
今年度もいろいろなところで、プレゼンをさせていただく機会をいただきましたが、最初も最後も、テーマは気候変動についてでした。

ここ5日間では5回、プレゼンをさせていただく機会をいただきましたが、
メインテーマは異なっていても、必ず気候変動の影響・適応・軽減策の内容も含んでのものでした。
本日の、食と農の映画祭2025inひろしまでのトークショーでも同様でした。

農業は年配の方々が中心で営まれていますが、
昔から取り組んできた方法や裏技では対応ができなくなってきている現状があります。
新規就農者を受け入れる経営体や、農業関係機関においても、予定通りにいかない現状の栽培体系や技術を就農希望者に伝えて良いのかどうかのジレンマを抱えながらの取り組み、というのが本音という方も増えています。

お手上げの種苗会社も年々増えています。
「植物として生存可能な環境ではなくなってきている」と新品種の育成や開発を断念するメーカーも出てきています。
「在庫切れ」となる品種も年々増えてきています。

大変厳しい状況ではありますが、まだまだ人ができることはいろいろ有ります。
問題や成功例、対応・軽減に向けての考え方などを、みんなで共有しながら
乗り越えていきます。いかなければいけないです。

R6年度もあと僅かですが、その前に、僕の事務仕事が乗り越えられるか。。。
明日までに期限のものが、報告書×5と経費精算×3、
年度末期限のものが土壌診断のコメント作成×233、
その他いろいろ未着手。。。

何とか乗り越えて、引き続きこの大きなテーマに取り組んでいきます。

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