
曇り
最高29.3℃
最低15.9℃
※東広島観測所
令和7年度データ駆動型土づくり推進事業において、
広島県の畑土壌は、ほうれん草、ネギ、サツマイモ、人参、白菜、大根圃場の80地点について土壌調査させていただきました。
調査結果は、広島県の土壌診断基準値と照らし合わせてみてみました。
毎年同じような傾向が続いており、
pH、リン酸、石灰が基準値を超える圃場が多かったです。
昨夏も酷暑で異常な高温乾燥条件が続きました。
微量要素欠乏症が見られた圃場は、ダイコンと白菜で2割程度とかなり高い割合でした。
ホウ素では、ダイコンで0.5ppm以下、白菜で0.3ppm以下では欠乏症がみられました。
ダイコンでは0.5~1ppm、白菜で0.3~0.5ppmでは、土壌中の湿度が安定していればホウ素欠乏症は見られませんでした。
作物が多量に吸収する養分では施肥設計に基づく土づくりで、
ごく少量吸収する養分ではpHを適正に保つとともに湿度を一定に保つ圃場管理で(おそらく堆肥や有機質肥料に微量要素が含まれるので意識した投入無しでも)安定した生産・品質が確保できる可能性が考えられました。
年々、栽培環境は厳しくなっています。
土壌診断に基づく土づくりは、作物栽培のリスク回避のためにも
ますますその重要性が増していると感じました。



