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『有機農産物の品質』資料を同梱中です!
今月は、有機農業についてお話の機会を沢山いただきました。
この機会に、有機農産物や有機農業のイイところを、科学的データを交えて
時間の許す範囲内でまとめました。
☆身体にやさシー(栄養価などの品質面)
☆自然環境にやさシー(環境影響などの環境保全効果面)
今回は、身体にやさシー事についてまとめた資料を同梱しております。
※自然環境にやさシー事については、年始の野菜セット・米に同梱予定です。
有機農産物の方が、「活性が高い、濃度・含量が高い」というのは、慣行栽培による農産物と比較しての解析データとなります。
日本を含む膨大なデータが元になっています。
一般的に、そういく傾向が強いという事になります。
以下、少し資料の補足です。
資料の様な結果が出たのは、統一された栽培基準のものが多いという特色があるのも
特徴です。
栽培で、肥料(特に窒素)を慣行栽培と同様に投入している有機栽培では、
この様な結果が得られないものと考えられます。
残留農薬による農薬暴露の低下については、念のため、慣行栽培による食品の数値のものは、1日の許容摂取量以下となっています。
最大値のデータの食材のみを摂取し続けると、許容摂取量を超えてしまう可能性があると
考えられますが。。。
抗菌物質のフェノール物質は、無農薬栽培の方が3~30倍程度含量が高いという
データもある様です。
有機農産物(オーガニック)においても、農薬を使用して栽培しているものは、
こういった物質の含量が低いことが考えられます。
※有機JAS認定農薬一覧
皮ごと野菜を調理すると栄養価が高いという資料については、
衛生面のところで、有機農産物における土壌細菌の付着が気になるところが
あります。
日本は、堆肥の明確な基準が無いので。。。
未熟な堆肥を土壌に投入すると、土壌の細菌数が増加します。
完熟堆肥を使用している栽培、もしくは動物系の肥料・土壌改良不使用の栽培のものだと、より安心して利用しやすいと思われます。
当農園も、今後、農産品の品質測定を行っていきたく、検討を進めています!