金子美登さんの講演会へ!

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※東広島観測所

今夜は、広島の光明寺さん主催のとても貴重な講演会へ行ってきました。
百姓S様のお陰で
日本を代表するカリスマ有機農家、金子美登さん(霜里農場代表)が講師で、
確かな未来へ ー内発的発展村おこしー』というテーマ。
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金子さんの講演・交流会・見学会は、農業を志す前(7年前くらいまで)に何度か
東京や埼玉で参加したことがありました。

今日の内容は、当時のものとベースは同じ。
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仕事で有機の屋上菜園を普及させたい、プライベートでは持続可能で安心できる
生活を目指していきたい、ということで自然と足が向かっていました。

自分が農業をやるとは少したりとも思っていない頃、スーツ姿で。

今日、金子さんは工業がいくら発展してもその製品で「しびれるほどの感動はもう無い」
「すべて命につながっている農業・農的暮らしは感動がいくらでもある」
とおっしゃっていましたが、僕は農家の立場でまた当時のお話を聞いたり、金子さんとお話もでき、しびれるほどの感動がありました

聞いた内容は同じでも、今は実感として理解できます。
・土つくり
・農的資源を徹底的に生かした有機農業の生き方
・町ぐるみでの有機の取組み
・農業でエネルギーを生み出す
・食べてと作り手の関係(TEIKEI)
・農村が豊かになるには

当農園の「平畝で草生栽培」が可能になったのは、
金子さんの「土ができるには3~5年、作物が安定するには10年」という話を
聞いていたからというのが1つあります。
また、宅配での直接販売や、農業体験イベントの開催は、「TEIKEI」のお話が
きっかけになりました。

今日、僕は農家の立場でいくつかアドバイスもいただきました。
農園の取組みにもいかしていきます。

「自分で良いと思ったことをできるところからコツコツとやっていくだけ」

自家採種のウエイトを増やし、
農業で生じるゴミ・エネルギーを単位面積当たり2割以上減らし、
より自給的な暮らしにも踏み込んだ状態で(百姓へ近づく)、
5年後にまた金子さんにお会いしたいです

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