研修生日記「JA営農基礎研修について」!

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今年度は、何度か僕が出張が続く日があります。
11月、12月、2月頃。

そんな時、僕の代筆で、農業研修生にブログを書いていただくことにしました~

研修生全員が独立後は直販をメインに考えられていること、
僕と考え方なども異なるスタッフが情報発信できることも小さな農園であるからこそできる一つの強みかなと、いろいろな事を考え、やってみることにしました!

テーマは、農業研修生にオマカセ!
「単なるつぶやき」「日々の作業」「時事ネタ」「お客様・新規就農目指す方向けのこと」いろいろあると思います。
この機会に、農園として今後増やしていくカテゴリー「レシピ」「野菜の栄養・豆知識」「農家の暮らし」「健康」などに触れてもらいたい希望も!

いずれにしろ、僕よりは内容があると思います~(笑)。

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研修生のFちんです

今日は諸事情により日記の代筆です!

本日は外部研修ということで、座学で八本松の農業技術センターへ行ってきました。
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今日の主なお題目は…

「農産物(野菜)の流通について」

「就農計画作成のポイント」

話題が多岐に渡り、非常に濃い内容だったので、全てを書くことができないのが残念ですが、その一部を雰囲気だけでもお伝えできればと思います。

この座学はJAの主催で4月より毎月一回行われていますが、前半の数ヶ月は肥料や妨害虫の防除、土壌診断、農作業の安全など技術的な側面の講座が多かったのですが、次第に販売やマーケティングなど経営に関わる内容にシフトしてきています。

今日の午前は「流通」について。

当然の話ですが、モノ(野菜)を作ることはできても、それを「どうやって販売していくか」までを考えなければ農業で生計を立てていくことはできません。

流通ルートとしては、市場出荷、直売所、直販があります。

それぞれに特徴があり、それらを理解した上で販売計画を立てていくことが必要となってきます。

私は、もともと直販で考えていたので、他の流通ルート、及びその特徴(メリット・デメリット)について知ることができ、視野が広がりました。

午後は、「就農計画作成のポイント」。

農業で生計を立てていくにも中長期での計画が必要ということで、具体的な事例と書式を手元に、いわゆる「経理的」な内容の講義でした。

どのような面積で、どのような作物を、どのくらいの売上目標とし、それにかかる経費はどのくらいで、そもそも生活していくために必要な費用はいくらで、◯年後にはどのくらいの所得を目標として経営していくか… という「数字」の嵐

ちょっと、その場で理解が難しかったのが「複式簿記」なるもので、一般的な、収入・支出・残高とは異なる視点での経費管理。

こちらは、またじっくりと理解しなければ…。

私が研修開始前に先輩農家さんから頂いた言葉「農業は総業」。

生産から販売まで全てを行うことができる「楽しさ」を一歩深く知ることができた一日でした。

栽培管理の勉強もまだまだの中、やらなければならないことが満載の日々ですが、ひとつひとつ少しずつでもクリアしていきたいです!

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