今年、調子の良くなかったハウス栽培のトマト。
先日、木嶋先生のアドバイスも参考に、持ち出さず、土に還しました。

木嶋先生の実験によると、残渣は生のまま鋤きこむと、次作の
トマトの生育が良くなります。


乾燥して鋤きこんだり、残渣を系外に持ち出しては、次作の生育に
影響しない様です。
農業の教科書的には「調子の良くない作物、病気になった作物は
圃場から持ち出すのが鉄則」。
しかし、生物学的には木嶋先生の実験・考えは理にかなっており、
地力を生かした持続可能な農業を目指す上ではとても興味深いです。
農園では、これから全ての作物で基本、「輪作」か「連作」に分けて
いきます。
トマトは「連作」したいところです。
農薬や化学肥料が無かった時から、昔の人々は、同じ土地で継続的に
同じ作物が安定して生産できるように工夫してきています。
科学的にもいくつかの作物で、連作を続けることで、最初、生産性は
下がるが、その後上がることが分かっています(発病衰退現象)。
自然生態系においても、世界中でクライマックス(極相)があります。
農園でのクライマックスを目指し、トマト連作ススメ!
今日は、カープにマジック点灯で歴史的な1日。
クライマックスシリーズへカウントダウンが始まったカープに続きたいです![]()



