『平成』から『令和』へ!
今回、生まれて初めて元号が変わる意味を、自然と考えていました。
農業においても、元号それぞれ、その時代を象徴するものがあります。
「振り返り」と「未来への方向性」が示されていく点で、進化・発展性があり、
より良い社会に向けて進んでいく可能性が高まり、良いものだと思いました。
昭和は、農業基本法!
高度経済成長期に同調する形で農業の近代化が進み、合わせて、
仕事としての農業が選ばれず農業の高齢化が進んだ時代。
農業の市場化で、生産と消費の距離がどんどん離れていったのもココから。
平成は、「食料・農業・農村基本法」と「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」!
貿易自由化に合わせる形で大規模化や6次産業化が進み経営感覚が求められ、その一方、
生産面以外の、農業の営みから生まれる環境保全や社会の基盤維持にも、カタチとして評価される
ように進んだ時代。
農家人口の減少がさらに深刻化し、担い手への舵取りも進みました。
企業の農地賃借が可能となり、その農業参入は、とてもインパクトがありました。
自民党の特定農業経営体への一極集中サポート、民主党の多様な経営体への全体サポートも
平成ならではかもしれません。
農業市場化で生産と消費の距離が離れる一方、国と現場の両面から地産地消も進みました。
令和は!?
この時代がどうなるかで、どう選択していくかで、日本の未来に持続性が伴うかどうかの、
歴史的に一番大切な局面になる可能性が高いと考えています。
平成までに、昭和から始った農業近代化・貿易自由化が大きく前進し、課題に対する対策もいろいろ
行われてきました。
それらの課題解決で、今後、スマート農業の位置づけが大きくなる事は必須。
令和ならではの、1番のポイントは、人口減少時代に合わせて、どう舵取りを切るのか。
今までの日本の政策は、ほぼ全てが、人口増加、経済的豊かさが前提。
いろいろ衰退・低下していく中で、どう活性化し、どう豊かに生活していけるか。
気候変動の影響もエスカレートしていくはずです。
作り手がいなくなり、作る環境もシビアに。
農家だけでなく、消費者、異業種、地域住民・・・、食や農業に関わる多様な関係者で、
「協働・分業、助け合いから生まれてくる新しい価値を生み出して行く」事が大切で、
それを生み出す過程含めて令和の象徴になる気がします。
令和が終わる頃、また、こんなつぶやきができる時代であるよう、日々、過ごしていきたいです!



