冬にサンプリングした土壌は、簡易土壌分析に続き、日本土壌協会さんへ分析をお願いしていました。
※2019年度より分析依頼機関変更
先日、2019年度の土壌分析の結果が届きました!

★硝酸態窒素 0.4mg/100g乾土
★腐植7.6%(全炭素量 4.43%)
今年も、ある程度目指している数値に納まっていました。
土壌養分量は施肥設計をたてる際に一番指標となる要素「窒素」は、かなり少ないですが、
少ない状態を目指しているの、理想的です。
※一般的には上記硝酸態窒素が、
4以下:少ない
5~15:適正
25程度:多い
50以上:過剰
「肥料」というよりも、土・土壌生物・土壌有機物など総合的な土壌のパワー「地力」で
作物を育てていくところを目指しているからです。
当農園では、一般的な指標となる「窒素」ではなく、「炭素」にこだわっています。
土壌炭素量・炭素濃度で土壌の質を評価しています。
一般的な目標値(黒ボク土を除く)では腐植で3%以上なので、はなあふの土壌には、
かなりの腐植が含まれていることになります。
カリウムが多めなので、今後、気をつけていきます。
多いと他の要素(カルシウム、マグネシウムなど)の吸収を阻害しますが、
問題なさそうなレベルです。
50mg/100g乾土までは、収量・品質に問題も無いという報告がありますが、
多くなりすぎると糖度が低下し、酸が多くなり食味が低下するという報告もあります。
ということで!
今度こそ!!
2020年度からは、「作物の栄養価」も測定していきます!!!
と言っても、1つの成分を調べるのは、小さな農家ではとても大変なのです。
分析費用が高いので。。。
そのため、数年かけて、分析する成分を吟味してきました。
農産物を食べる理由、
そして有機農産物の良さ(肥料を多量に施用しない低投入型の)を評価できそうな要素。

★全炭水化物
★抗酸化力
★ビタミンC
★糖度
★硝酸イオン
年間を通して、数品目の野菜になりますが、これらの栄養価も調べていきます!
土壌中の栄養が不足すると作物の栄養価もアンバランスとなることは知られています。
最近、土壌成分と作物栄養価の関連性についてもいろいろと分かってきています
(タンパク等の窒素含量が多いと糖含量が少ない、またその逆の関係も有るなど)。
いつか、もしも土壌分析値との関連性が見出せることがあれば、
それを栽培にも活かしていければ良いと思います。
目指すは、食べて心も身体も健康になる農産物です。




