トラクターの爪交換、土に優しい耕耘へ!

1586585808_2
曇り
最高11.0℃
最低2.4℃
※東広島観測所

トラクターで耕耘作業を行う作業機、ロータリーの爪を交換しました。
IMG_7258
爪は消耗品です。

使用頻度、使用方法、土の状態などによって爪の磨耗の仕方が異なってきます。

当農園では、浅耕、ロータリーの回転数は基本的には一番低速のために爪には優しい使用ですが、
一部の農地では石が多いのでどうしても磨耗していきます。
爪の形状も進化しつつあり、より土を反転させる能力が上がっていますが、それだけ爪には
負荷がかかっているのかもしれません。

まだまだ使える状態でも少し早めに、1年に1回程度、爪を交換しています。

使用後の爪は他の資源として有効利用できるし(また別途、ブログ等でつぶやきます)、
何より、土壌のために早めに交換しています。

自然の仕組みを最大限活かす農業を目指すうえで、土の力、地力をいかに上げるかが
最大のポイントになってくると思っています。
土の準備、栽培管理、畑の片付け、全てが一体で、その過程のうち一つでも、一回でも手入れを誤れば、地力が衰えていきます。

土壌環境を豊かにし、土壌生態系(農地の生物多様性)を豊かにするには、
コロコロした土になるような手入れが必要だと考えています。
IMG_7316
これくらいの土の状態で、種まき・定植を行っています。
※慣行農業、有機農業問わず、サラサラの土の状態で行われるのが一般的です。

耕耘の時、1回転でできるだけ多くの土を反転できるよう、爪(の幅)も大事なんです!

コメントは受け付けていません。