稲作2024スタート!

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  ※東広島観測所


今週の最優先農作業。
田んぼの耕耘、稲わらの土壌中へのすき込みです。

どんな事も考えも繋がりがあると思いますが、
有機・自然農法による栽培(自然の仕組みを生かした栽培)は、
少なくとも1年を通して体系的に作業を組み立て、状況に応じてそのタイミングを見計らっていくことが、前提となります。

苗の状態で作柄の半分が決まるという「苗半作」という言葉があるように、
体系の中の1つ1つの作業で作柄が決まり事前の作業で作柄が決まるようなイメージで、私は「準備半作」と考えています。

2024年の稲作は、当農園のある中間地(寒地と暖地の間)における灰色低地土という土壌では、前作の稲わらなど粗大有機物をどれくらい次作までに分解させて
おけるかが、雑草とイネの生育に大きく影響します。
この程度は、土壌別に異なることが分かっていますが、
灰色低地土という土壌タイプでは、粗大有機物が多くの残っているほど雑草の生育が旺盛になり、一方で稲の生育は少し良くなります。

とうことで、年内(できるだけ早く)に耕耘して稲わらを土壌中にすき込んでおくことが大切です。
作業が遅れ気味のために、念のため「野焼き」をし、無事に耕耘作業を行うことができました。
ホッ!

次は、2月頃に緑肥のタネを播く予定です。

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