夏野菜の鉢上げ2024スタート!


最高13.6℃
最低10.7℃
  ※東広島観測所


今年も異常気象、経験の無いことが日常となっています。
本日の24時間雨量、約65mmは、4月の平年雨量約120mmの半分。
たった1日で、4月の雨の半量が降り注ぎました。

昨夏から1月までの歴史的な高温乾燥から一転の天候。
2月中旬から雨の日が増え、約半月で2月平年の倍の雨量となりました。
3月は平年の1.5倍。

雨モード継続中。

今年は梅の花が下を向く傾向にあったので、雨が多い1年になるのかなと感じていましたが、まさかこの時期に。

今年も夏野菜たちは、極端な天候に合うかもしれません。
それを乗り越えるために、今が一番大切な時期です。

苗半作という言葉がありますが、正にそうで、
苗の時期の生長の仕方で今後の生育方針が決まります。

当農園では、基本的には無潅水で、肥料というより地力で作物は生長していく必要があるため、
「根張りが良く光合成を活発に行う体質」、
「苗の時期に様々な環境を体感し、畑での環境変化に適応できる体質」、
となる自立性の高い苗を目標に、育苗管理を行っています。

この様な苗に育つには、
日々の「温度」「水」「空気」「光」環境のコントロールに加えて、
「鉢上げ」などの技術も大切です。

本日は、小さなポット(セルトレイ)から大きなポットへ移植する
鉢上げを行いました。

作物の根張りを左右する技術。

作物にとっては大きなストレスとなりますが、
鉢上げの環境変化を乗り越え、
畑での様々な環境変化を乗り越えてもらいたいです。

東広島青なす
アイコ(ミニトマト)
新潟黒十全なす

コメントは受け付けていません。