広島県の水田土壌における理化学性の状況【塩基飽和度】!

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  ※東広島観測所


2021~2022年度にデータ駆動型土づくり推進事業で
広島県内の畑や水田の土壌診断をさせていただきました。
 ※有機農業を営む農地が中心。

これらの結果を整理しています。
広島県の土づくりの現状と課題が見えればと思います。

広島県の水田土壌における理化学性の状況【塩基飽和度】
●塩基飽和度が不足域にある土壌が7割程度
●塩基飽和度が適正域にある土壌が1割程度

広島県では、土壌診断基準値は70-80です。

塩基飽和度は、土壌の栄養状態を推定したものです。
土壌が保持できる養分量・キャパシティ{CEC(陽イオン交換容量)}のうち、実際にどれくらいの養分を保持しているのか(カルシウム、マグネシウム、カリウムの割合の合計)を示したものです。
人で例えると、お腹の満腹度です。


塩基飽和度が低いとお腹が空いた状態、
塩基飽和度が高いとお腹型いっぱいの状態。

人と同じで腹七分とか腹八分くらいが良いです。

一般的に、適正塩基飽和度とCEC(陽イオン交換容量)は以下が目安になります。

・CEC10以下
塩基飽和度100~170%
(カルシウム飽和度80~150%、マグネシウム飽和度16%、カリウム飽和度6%)

・CEC10-20
塩基飽和度80~100%
(カルシウム飽和度60~80%、マグネシウム飽和度16%、カリウム飽和度6%)

・CEC20以上
塩基飽和度75~80%
(カルシウム飽和度50~60%、マグネシウム飽和度16%、カリウム飽和度6%)

土壌が養分をどれくらい保持できるかそのキャパシティ(CEC)と、
実際に保持している養分量(塩基飽和度)から、
土づくりをどのようにしていくのかを考える必要があります。

そのためには、1年に1度は、土壌診断で状況を把握できると良いです。


土壌の塩基飽和度が適正域にある広島県内の水田は1割程度の状況です。

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