体系的な外部農業研修!

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曇り
最高28.1℃
最低24.6℃

本日は、農業研修生の外部研修に付き添い。
廿日市市吉和の、よしわ有機農園さんや、慣行農業で大規模に(50棟のハウスを利用)夏の軟弱野菜を生産する農家さん等の元を訪れました。

過去例の無いくらいの日照不足、そして1年で最も農作業の大切な季節。
1日、作業のお手伝いもしながら、いろいろなお話を聞いたり、
作業を学んだり、農業についての考えを聞いたり、当農園と異なる農業経営を
実際に触れたり、冷涼気候下における農業や生活面の事など、いろいろな質問に答えていただいたり、非常に多くのことを経験し学んできました。
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今年度の農業研修生、8月は他にも外部研修が盛りだくさんでした。
・自然農法技術交流会(当農園など)
・広島県北部の個人農家さんの元で農的生活や食育について触れる
・廿日市市で地域の有機物循環に力を入れて農業を行う「きなり村」さんへ視察見学
・廿日市市で自然農を営む農家さんへ視察見学
・廿日市市で市場出荷および個人出荷を行う有機農家さんへ視察見学
・JA広島グループの営農基礎研修で、農業経営・安全対策などの講義
・広島県の新規就農者向けの講話・交流会

各農家さん、各農園さん共に、1年で最も忙しい時期ですが、だからこその経験・学びというものも多くあります。忙しい時にこそ触れられる事も多数。
1年を通して四季それぞれの農家・農園の実際、温暖~冷涼の複数ある気候下での農業・生活、いろいろな経営スタイル・手法・哲学の農業の実際、農業について必要な知識を体系的に頭で学ぶ座学、生涯の宝となる仲間作り。
その全てから、農業研修生自身の農業経営スタイル確立のヒントとなること、
就農準備~営農開始後に引き出せる経験になること、に繋げてもらいたいと思い、
農繁期においても体系的な外部研修を行っています。

当農園の農作業をストップしての外部研修でもあります。
農家の研修では極めて異例のこと。
他の農家さんからは、研修生に対してアマイという声が多数というような状況!

「アマイ」という声を、一生のうち今この状況でしか得られない貴重な経験として活かして、立派な農家さんになることで、「有意義」という声にかえてもらえればと思います

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