土壌分析結果2023(初のSOFIX分析)!

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  ※東広島観測所


2023年度の土壌分析結果が届きました。

土壌の生物性、化学性、物理性が測定できるSOFIX分析というものです。
東広島市でもSOFIX分析の調査をされていたり、「生物性」や「土壌肥沃度」の診断が統一されていないために、この分析が気になっていました。
また、現在の土壌分析(主に化学分析)では、分からない重要な土壌診断の指標があると確信しており、この手掛かりにもなるかなという期待もありました。

当農園の土壌分析値(化学分析)は、一般的な分析機関の結果・コメントでは、
無機態窒素が少なく痩せた土壌という診断になります。
ミネラルバランスは良いが相対的に量が少ないなど。

しかし、現実は、作物は窒素を十分に吸収でき、ミネラル欠乏もおきません。
例えば、全炭素、全窒素(有機体や可給態の窒素)や、微生物活性も指標に入れなけければ、作物にとって窒素が不足する土壌かどうかわからないと考えています。

これらを加味して評価できるとされるのがSOFIX分析です。
結果は、当農園の圃場36枚のうち、5枚を評価していただき、
全て「肥沃な土壌」で、一枚の畑でリン酸を入れる、一枚の田んぼで無施肥で行う、と良いとのコメントでした。
このままのやり方(栽培方法)を継続していけると良いとのことでした。

実際に、当農園の圃場では、だいたいどんな品目でも栽培できるようになってきています。
一般的な分析では、全てが痩せた土と評価されますが。。。

SOFIX分析 そのものについても、これから勉強していきたいと思います。

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